[読書感想文]フェアリーテイル・クロニクル4

\"フェアリーテイル・クロニクル
埴輪 星人
KADOKAWA/メディアファクトリー (2014-05-22)
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 まずはフェアクロ全体の感想です。

 なろう発に多い感じですね。地の文が口語的な表現で違和感があったり主語が作者な言い回しが気になります。
 とは言え文体や文法の違和感は慣れなのでなろう慣れしてれば問題ないでしょう。
 あとは設定語りがくどい。これもなろうにはよくありますね。状況の説明にその理由や背景、別のエピソードがついてくるのでメタな情報は多めです。これも程度の問題ではありますが、登場人物の知識を超えた範囲を説明されるとうんざりするタイプの人には向きません。

 お話はRPG的で良いです。目的の設定と途中の展開がはっきりしているのでわかりやすいです。類型的といってもいいです。
 ですが生産系パーティーの色合いが強いので味付けで類型から外してくるのがあまり見ない感じで良いところだと思います。

 全体的にはそんな感じですが、ここからは四巻に特化した話です。大きな筋のネタバレがあるのでネタバレOKな人は続きを読んでください。

 二巻三巻でシティアドベンチャーだったのに対して四巻ではウィルダーネスアドベンチャーからのダンジョンアタックと古き良きハックアンドスラッシュの世界になります。
 街から村へ移動し、到達をトリガーとしてイベントが発生、ダンジョンハントと王道RPG展開で読みやすいです。
 ダンジョンハントの内容もギミックやボス攻略など非常にRPG的です。なんかTRPG的な感じもします。著者はGMとかやってる人なのかもしれません。
 ヒキでもう一波乱あり、次巻へ続く展開なので次巻を楽しみに待ちましょう。

 四巻は安心感のある巻でした。王道だけど味付けはどこか外してて、持ち味がよく出てたんじゃないでしょうか。

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