GoF本第二章

 と言う訳で、GoF本第二章です。なんか妙にだめだめな気分なのでさくっと行きます。
 第二章では実例を挙げてデザインパターンの使い方を解説しています。本章で実例として上げられているのはワープロソフトです。文章、絵、図を自由に配置でき、ウィンドウシステムや look-and-feel 規格への依存を最小化し、オペレーションを統一的なメカニズムで扱う、と言った設計上悩ましい部分にデザインパターンを適用する事で柔軟性を持たせます。
 本章で使われるパターンは、Composite パターン、Strategy パターン、Decorator パターン、Abstract Factory パターン、Bridge パターン、Command パターン、Iterator パターン、Visitor パターンの計八つ。それぞれのパターンについては今後のエントリに譲りますが、Composite パターンで内部表現を定義し、Iterator パターンで走査し、Strategy パターンで操作とデータ構造を分離し、Abstract Factory パターンでオブジェクトの生成とクラスの詳細を切り離し、Bridge パターンで概念と実装を分離し、Decorator パターンでUIに柔軟性を与え、Command パターンで操作に拡張性を与え、Visitor パターンで操作の実装への依存を最小化する実例を挙げています。
 なんと言うか、用意された綺麗な例である事は承知の上ですが、思わずお見事と誉めたくなる仕事です。読者をデザインパターンの世界に引き込みます。実際できるのであれば自分でもこういった綺麗な設計を行いたい物です。ですから、こういった綺麗な例を見せられると嫌が応にも期待が高まります。
 そんな訳で、第2章は割とへーと思うことが多いです。色々勉強できます。読む人のレベルによってはああ、そうそう、そうだよねと共感出来るでしょう。
 本章は読むのが楽しい場所でもありますから、カタログ部分が重いと感じる方はここから読んでみては如何でしょうか?

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