GoF本第一章

 なんていうか最近チョイスする本がC++ユーザに媚びてる感のある長月です。と言う事で今回は特定のプログラミング言語に拠らない物をとGoF本をチョイスしてみました。ていうかOS【第二版】はどうしたって? 避けてるんですよ、重いから。正直しょっぱなからあれは後悔しまくりです。とりあえずは今月中に何とか……orz
 そんな訳でGoF本です。Erich Gamma/ Richard Helm/ Ralph Johnson/ John Vlissides著、本位田 真一/ 吉田 和樹 監訳、オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン改訂版です。
 デザインパターンを簡単に説明すると、良い設計に現れる定石を一般化した物です。本書はそのデザインパターンと言う考え方 (定石を一般化、カタログ化して共通認識を作ると言う考え方) を提唱したガンマ先生以下四名、所謂 Gang of Four が世に送り出した論文や、パターンコミュニティで提案された、良い設計に頻出する厳選された23のデザインパターンの解説書です。今回から数回に分けて本書について書いていきます。
 なお、本書については、パターンの紹介に近い形になるかと思います。なんと言うか他に書き様が無いとも……げふんげふん。
 そんな訳で今回は第1章について書きます。
 第1章はデザインパターンとは何かから始まり、本書で用いられている、デザインパターンのカタログの一項目としての整理の仕方、小見出しとそれに対するトピックの意味等の説明、本書で扱うデザインパターンの列挙と軽い説明、デザインパターンを設計に適用する際の指針と注意等が書かれています。
 プログラミングを嗜んでる方ならデザインパターンと言う単語を見た/聞いた事がある方多いんじゃないかなと思います。でも単語は知っててもそれ何? と言う方も居られるんじゃないでしょうか? 本書で語られるデザインパターンとは、プログラミングの主に設計によく現れる定石の事、またはそれらの設計を一般化・カタログ化して共通認識を作ろうと言う考え方を言います。よく見る用法は前者ですかね。デザインパターンは粒度が様々なので、実装レベルに関わる事も多いのですが、デザインパターンは設計レベル、実装レベルの定石に関してはイディオムと呼ぶ事が多いようです。
 本章では定石をカタログ化する事の意味や Gang of Four の推奨するパターンのまとめ方等が解説されています。余り知られていないけどこれは割と応用が広くて良いんじゃないかと思うパターンをお持ちの方は、ここで提示されているフォーマットに従って文書化し、デザインパターンのコミュニティに投稿すると良いでしょう。
 また、本章ではデザインパターンを設計に適用する為のあれこれも解説しています。これはデザインパターンの適用と言う観点で書かれてはいる物の。デザインパターン自体が既に広く使われている設計の定石である事から、設計に関する一般的な考え方のトピックでもあります。個人的にパターンそのものよりもここで触れられている事をしっかり押さえる方が重要なんじゃないかと思います。デザインパターンを使いながら覚えるのが実践的ですかね。
 と言う訳で、もはやバイブルと化した感のある本書ですが、何気にデザパタ自体を知らない様な方もまだいます。そんな方には是非読んで欲しい本です。本書では重いと言う方は、結城浩氏の増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門辺りが割と易しくてオススメだそうです。長月は読んでないのでなんとも言えません。
 長月としてはデザパタはとにかく広まって欲しい物なので是非ご一読を。

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